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運行管理システムの費用を1台1日単価で比べる20台の36ヶ月総額表

中山 蒼13分で読めます
運行管理システムの費用を1台1日単価で比べる20台の36ヶ月総額表
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この記事の要約

運行管理システムの費用は月額ではなく1台1日単価で比べるのが結論です。20台なら定額型は68円、台数課金型は59〜153円。比較メディアの料金を36ヶ月総額に直した早見表、相見積もり依頼メールのテンプレ、国交省2次公募(9月28日開始)とデジタル化・AI導入補助金の補助率、導入で失敗しやすい3つのトラブルを運送会社の経営者向けにまとめました。2026年9月更新

「運行管理システム 費用」と検索して月額の数字を並べても、答えは出ません。結論は「1台1日いくらか」で比べることです。20台の運送会社なら、月額3万円の定額型は1台1日68円、1台3,360円の台数課金型は153円になります。

この記事では、比較メディアに載る料金を「1台1日単価法」で並べ直した20台の36ヶ月総額表と、相見積もりを依頼するメールのテンプレートを持ち帰れます。

この記事でわかること

  • 運行管理システムの費用が何で決まるか、4タイプの料金表
  • 1台1日単価法で20台の36ヶ月総額を並べた早見表
  • 相見積もりより先に出すべき、紙の点呼と日報の人件費
  • 補助金で費用がいくら下がるか(国交省と中小企業庁)
  • 導入で失敗しやすい3つのトラブルと東翔運輸の事例

初期費用0円・月額3万円からの運送統合管理システムは資料請求(無料)で料金表を確認できます。

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4タイプの料金表で見る、運行管理システムの費用は何で決まるか?

運行管理システムとは、点呼・日報・車両・ドライバーの情報を1つの画面で管理し、運行管理者の転記と電話連絡を減らすソフトです。費用を決める要素は「課金単位(台数か定額か)」「端末の有無」「初期費用」の3つで、答えは月額の見た目ではなく合計額にあります。

合同会社GYAKUTENが2026年9月17日に「運行管理システム 費用」の検索上位8件を調べた結果、7件が「◯選」形式の比較リストで、料金を「要問い合わせ」とする製品が半数を超えていました。同日のSemrush実測では「運行管理システム」の月間検索数は390回、「費用」「価格」を付けた語は検索データ上0回で、相場そのものを調べにくい状態です(2026年9月時点)。

そこで、比較メディアと各社の公開ページから読み取れる料金を4タイプに整理しました。

タイプ

月額レンジ(1台あたり)

含まれる業務

含まれない業務

スマホアプリ型

0〜1,500円

位置確認・日報入力

点呼記録・車両台帳

車載デバイス型

1,000〜2,000円

動態管理・走行記録

休暇管理・出庫時間の集計

ドラレコ連携型

2,000〜3,500円

安全運転評価・映像

点呼・勤怠の一元管理

デジタコ連携型

3,000円〜

法定記録・労務時間

ドライバー台帳・通知

定額統合型(台数無制限)

20台で68円相当(月3万円定額)

車両・ドライバー・休暇・出庫時間・通知・稼働

デジタコ本体・ドラレコ映像

1台あたりの月額レンジは、Hacobuが2026年に公開した比較記事の「スマホアプリ型は0〜1,500円/台、車載デバイス型は1,000〜2,000円/台、ドラレコ連携型は2,000〜3,500円/台、デジタコ連携型は3,000円/台〜」という区分に沿っています(出典: Hacobu「車両管理システム17選」)。ここに載らないのが「初期費用」と「端末代」です。トラックキングは初期費用50,000円に月額12,000円(3アカウント・税別)、と公式価格ページに明記しています。

  • 課金単位: 台数課金か、定額か、アカウント課金か
  • 端末: 通信型デジタコやドラレコが必須か
  • 初期費用: 0円か、5万〜10万円か
  • 最低契約: 6ヶ月か、年契約か
  • 研修: 運行管理者の教育に何時間かかるか

1台1日単価法なら20台の36ヶ月総額はどう変わるか?

1台1日単価法とは、運行管理システムの費用を「(初期費用+月額×36ヶ月)÷台数÷稼働日数」で1台1日の円に割り、月額表記の違いを消して比べる方法です。結論は、20台規模では定額型が68円、台数課金型は59〜153円まで幅が出る、というものです。

計算例を1つ示します。1台1,300円の台数課金型は1,300円×20台=26,000円が月額で、22日で割ると1台1日59円です。月額30,000円の定額型を20台・月22日稼働で使うと、30,000円÷20台÷22日=68円になります。初期費用50,000円が加わる場合は、36ヶ月で割った月1,389円を月額に足してから同じ式に入れてください。

この式で、比較メディアに載る2026年9月時点の料金を20台・36ヶ月で並べ直したのが次の早見表です。台数課金型の総額は台数に比例して伸びますが、定額型は台数が増えても変わりません。

名称

月額(公開情報)

初期費用

対象規模・条件

20台・36ヶ月の総額

1台1日単価

GYAKUTEN運送統合管理システム

30,000円(〜20台・税込)

0円

台数・人数無制限、最低6ヶ月

1,080,000円

68円

MOVO Fleet(動態管理)

1,300円/台〜

要問合せ

台数課金

936,000円〜

59円〜

LINKEETH(安全管理)

1,980円/台〜

要問合せ

台数課金・端末別

1,425,600円〜

90円〜

KITARO(総合型)

3,360円/台〜

要問合せ

台数課金

2,419,200円〜

153円〜

トラックキング(運行管理)

12,000円(3アカウント・税別)

50,000円

1アカウント追加2,000円、50台以上は見積

482,000円〜

30円〜(アカウント数で変動)

TUMIXコンプラ(点呼・労務)

22,000円〜

要問合せ

要問合せ

792,000円〜

50円〜

ブッキングブック(配車)

40,000円〜

要問合せ

20台以下

1,440,000円〜

91円〜

他社の月額は比較メディアと各社公開ページの掲載額で、税込・税別の表記は掲載元に従っています。「〜」の付く行は、端末代や初期費用が加わると単価が上がります。

運行管理システムの費用を1台1日単価法で比べる計算式の図解
  • 初期費用は36で割って月額に足す
  • 端末代は台数分を初期費用に含める
  • 稼働日数は自社の実数(22日など)を使う
  • 解約時のデータ出力費も見積書で確認する

1台1日単価法の計算表と6機能の説明は運送統合管理システムの製品ページで公開しています。

運行管理システムの相見積もりより先に、紙の点呼と日報の人件費を出す

相見積もりを取る前に自社の手作業の人件費を出すのが先だ、というのがこの記事の答えです。理由は、比較メディアの多くが「複数社から見積もりを取って比較する」と勧める一方で、比較の基準になる自社の数字がないと、安い見積もりを選んで機能不足に泣くからです。

全日本トラック協会の経営分析報告書(2023年度決算版)では、車両10台以下の事業者の52%が営業赤字で、経常赤字も46%に達しています(出典: トラックニュース「2023年度決算版 経営分析」)。小規模事業者ほど、管理者の時間は売上を作る仕事に回す必要があります。

帝国データバンクの2026年上半期の倒産集計では、運輸・通信業の倒産は231件で、前年同期の195件から36件増えました(出典: 帝国データバンク「倒産集計 2026年上半期報」)。人手不足倒産も同業種で38件です。管理者が1人辞めた瞬間に点呼と日報が止まる会社は、費用の前に「誰の何時間を買うのか」を数える必要があります。

計算は3行で済みます。運行管理者が紙の点呼簿と日報の転記に1日2時間かけているなら、2時間×22日×2,000円=88,000円が毎月の見えない費用です。月額3万円のシステムに置き換えても、削減が半分にとどまれば差は14,000円ですが、東翔運輸株式会社の実証のように管理業務が約50%減れば、2時間のうち1時間が戻ります。

相見積もりを依頼する段階では、次のメールをそのまま使ってください。自社の数字を先に書くと、各社の回答が同じ土俵に乗ります。

件名: 運行管理システムの見積依頼(【自社名】・保有【車両台数】台)

【自社名】の【担当者名】と申します。現在は点呼簿と日報を紙で運用し、運行管理者【人数】名が転記に1日【時間】時間かけています。保有車両は【車両台数】台、ドライバーは【ドライバー数】名です。次の条件で見積書をお願いします。

1. 初期費用と端末代を含めた36ヶ月の総額 2. 台数が【将来台数】台に増えた場合の月額 3. 点呼記録・休暇管理・出庫時間の記録が標準機能に含まれるか 4. 最低契約期間と解約時のデータ出力費 5. 導入までの日数と研修時間

回答期限は【日付】でお願いします。

テンプレの回答を1台1日単価法の早見表に足せば、その場で比較が終わります。記入例付きの完成版は資料請求(無料)から受け取れます。

国交省と中小企業庁の補助金2本で、運行管理システムの費用はいくら下がるか?

運行管理システムに使える補助金は2026年9月時点で2本あり、答えは「対象経費の1/2が上限の目安」です。国土交通省の中小物流事業者向け事業と、中小企業庁のデジタル化・AI導入補助金2026で、どちらも申請時期が9月末に迫っています。

国土交通省は「中小物流事業者の労働生産性向上事業(テールゲートリフター等導入等支援)」の2次公募を2026年9月28日から11月27日まで実施し、補助率は対象経費の1/2または1/4です。対象には業務効率化システムとして配車計画システムや運行・労務管理システム等が含まれ、執行団体は日本能率協会コンサルティングです(出典: LNEWS 2026年9月14日国土交通省 報道発表)。

ただし注意点があります。LNEWSは「補助金申請額が予算額を超過した場合、補助金が交付されない可能性がある」と記しています(出典: LNEWS)。先着ではなく予算枠の勝負なので、見積書と自社の人件費の数字を先にそろえた会社が申請で有利です。

中小企業庁のデジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金)の通常枠は、補助率1/2以内(条件により2/3以内)、補助額5万円以上150万円未満からで、クラウド利用料は最大2年分が対象です。5次締切は2026年9月29日17時と公式サイトにあります(出典: デジタル化・AI導入補助金2026 通常枠)。

  1. 導入したいシステムが登録ツールか執行団体の要領で確認する
  2. 36ヶ月総額と人件費の削減額を1枚にまとめる
  3. 締切の1週間前までに見積書と申請書類をそろえる

月額3万円のクラウド利用料を2年分申請した場合、対象経費72万円の1/2で36万円が戻る計算です。ただし自社の製品が各制度の対象ツールに当たるかは、制度ごとの要領で確認が必要です。

運行管理システムの導入で失敗しやすい3つのトラブルと東翔運輸の事例

導入で失敗しやすい理由は、費用の安さで選んだ結果「二重入力が残る」「端末が届かない」「研修が長い」の3つに集約されます。答えは、契約前に運行管理者が30分で使えるかを試すことです。

  • 点呼と車両台帳が別ソフトで、二重入力が残る
  • 通信型端末の納期が遅れ、月額だけ先に発生する
  • 研修が半日以上で、繁忙期に運行管理者が抜ける

東翔運輸株式会社(車両43台・53名)では、車両・ドライバー・休暇・出庫時間・通知・稼働の6機能を1つにした統合管理を導入し、管理業務が約50%減り、点検漏れがゼロになり、休暇調整の電話が約8割減りました。導入は最短3日、研修は30分です。台数が増えても月額が変わらない定額型を選んだことで、増車のたびに見積もりを取り直す手間も消えました(出典: 東翔運輸株式会社様 統合管理システム開発事例)。

費用を1台1日単価法で並べたうえで、機能の抜けをこの3点で確認すれば、安さで選んで泣く失敗は避けられます。点呼と運行管理の義務の全体像は点呼・運行管理の完全ガイドにまとめています。

すぐ実践できる手順

  1. 運行管理者の転記時間を1日単位で測り、2時間×22日×時給で月の人件費を出す
  2. 候補3社の月額・初期費用・端末代を1台1日単価法で20台・36ヶ月に換算する
  3. 見積依頼テンプレを送り、回答を早見表に足す
  4. 9月28日開始の国交省2次公募と9月29日締切のデジタル化・AI導入補助金の要領を確認する
  5. 契約前に運行管理者が30分の研修で点呼登録まで進めるか試す

次の3つに当てはまる数を数えてください。

  • 点呼簿と日報の転記に、運行管理者が1日1時間以上かけている
  • 候補システムの月額は分かるが、初期費用と端末代を含めた総額は出していない
  • 増車の予定があり、台数課金で月額がいくら上がるか計算していない

2個以上当てはまるなら、まずは初期費用0円で始められる入口から確かめてください。資料請求(無料)で1台1日単価法の計算表と料金表が届きます。

本命はGYAKUTEN運送統合管理システムです。初期費用0円・月額3万〜4.5万円(税込、〜20台3万円/21〜40台3.5万円/41台〜4万円、最低6ヶ月)で、車両・ドライバー・休暇/勤務・出庫時間(業界唯一)・通知・稼働の6機能を車両・ドライバー数無制限で使えます。東翔運輸株式会社では管理業務が約50%減り、休暇調整の電話が約8割減った状態が続いています。台数や機能の相談窓口はお問い合わせフォームです。

まとめ

運行管理システムの費用は、月額ではなく1台1日単価法で36ヶ月総額に直して比べると、20台では定額型68円と台数課金型59〜153円の差が見えます。相見積もりより先に紙の点呼と日報の人件費を出し、国交省の2次公募と中小企業庁の補助金の締切を確認すれば、費用の判断は1週間で終わります。あわせて読みたい記事は車両管理システム比較の基準配車システムの費用です。今日は、運行管理者が転記に使っている時間を1日分だけ書き出してください。

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合同会社GYAKUTENは2026年9月17日に、Googleサジェスト316行・「運行管理システム 費用」の検索上位8件の構成・Semrush実測(50語)・比較メディア3本と各社公式価格ページを調査し、料金と制度は同日時点の公開情報で確認しました。

参考文献・出典

執筆: 合同会社GYAKUTEN 編集部/監修: 代表社員 中山蒼(プロフィール)|中小企業の逆転を支援

よくある質問

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この記事を書いた人

中山 蒼
この記事を書いた人
中山 蒼(合同会社GYAKUTEN 代表社員)

中小企業のWeb制作・業務システム開発・AI検索対策(LLMO)を、診断から実装・運用まで一貫して手がけています。 運送業向けの統合管理システムでは、現場の運用に入り込んで設計するところから携わりました。

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