導入事例|運送・物流

Excel管理が限界だった43台53名の運送管理を、1つのシステムに統合するまで

東翔運輸株式会社様は、車両43台・ドライバー53名規模の運送会社です。配車・点検・休暇申請がそれぞれ別のExcelファイルで管理され、 情報の突き合わせと確認の電話に管理者の時間が取られていました。3ヶ月かけて統合管理システムを開発し、現在も月次で改善を続けています。

プロジェクトの概要

規模
車両43台・ドライバー53名
開発期間
3ヶ月
初期開発費
100万円程度
保守
7ヶ月間の無償サポート後、月額保守を継続中

着手前に起きていたこと

ご相談をいただいた時点での課題は「システムがないこと」ではなく、同じ情報を複数の場所に書いていることでした。 配車表、点検簿、休暇申請の台帳がそれぞれ独立しており、1つの変更が3箇所の更新を生んでいました。

  • 配車管理がExcelファイルで、複数人が同時に触ると最新版が分からなくなる
  • 転記のたびに入力ミスが起き、後から突き合わせる作業が発生する
  • 現場と事務所の情報共有が電話中心で、確認のたびに双方の手が止まる

業務ごとの Before / After

業務BeforeAfter
配車・車両情報の管理Excelファイルを複数人で開いて更新。最新版がどれか分からなくなる1つの画面で全車両の稼働状況を確認。更新は即時に全員へ反映
点検・車検の期限管理担当者が期限を目視でチェック。見落としが起きる期限が近い車両を自動で抽出・通知。見落としの起点をなくした
休暇・勤務の申請電話や口頭で受けて、あとから台帳に転記アプリから申請し、そのまま記録に反映(転記作業が不要に)
情報共有「あの車いまどこ?」の確認電話が日常的に発生画面を見れば分かるため、確認のための電話が大幅に減少

効果と、その数字の前提

約50%削減
管理業務にかかっていた時間

導入前後で、配車・点検・休暇申請にかかる事務作業時間を東翔運輸株式会社様に計測いただいた結果です。

数字の前提

  • • 対象は配車・車両点検・休暇/勤務申請にかかる事務作業であり、運行そのものの時間は含みません
  • • 1社での実測値であり、車両台数や既存の運用体制によって結果は変わります
  • • 計測は東翔運輸株式会社様による自社計測です

進め方

  1. 1
    現場のヒアリング

    事務所と現場の双方に、1日の業務の流れをそのまま話していただきました。「困っていること」ではなく「やっていること」を聞くのがポイントです。

  2. 2
    最小構成の決定

    最初から全機能を作らず、いちばん手間がかかっていた車両管理と点検期限から着手しました。

  3. 3
    3ヶ月での開発と並行運用

    作りながら現場で試していただき、使われなかった機能はその場で削っています。

  4. 4
    導入後の継続改善

    7ヶ月の無償サポート期間で運用を固め、その後は月額保守として改善を継続しています。

同じ課題をお持ちの運送会社様へ

この事例をもとに製品化したのが「GYAKUTEN運送統合管理システム」です。 東翔運輸株式会社様に監修いただきながら、他社でもそのまま使える形に整えています。