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運送業の勤怠管理は打刻より拘束時間|1人月300円からの4方式

中山 蒼約9分で読めます
運送業の勤怠管理は打刻より拘束時間|1人月300円からの4方式
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この記事の要約

運送業の勤怠管理は、打刻の仕組みより拘束時間・休息期間・運転時間を同じ表で見られるかで選ぶのが基本です。エクセル、1人月300円からの汎用クラウド、運送業向けソフト、20台まで月3万円の統合管理の4方式を費用と見える範囲で比べ、見積もり前に業者へ送れる7つの質問テンプレートを載せました。2026年10月更新

運送業の勤怠管理は、出退勤の打刻より先に、拘束時間・休息期間・運転時間の3つを同じ表で見られるかで方式を選ぶのが結論です。汎用の勤怠クラウドは1人月300円から使えます。

ただし、打刻の記録だけでは、トラック運転者の1日13時間という拘束時間の上限に近づいているかは分かりません。エクセル、汎用クラウド、運送業向けソフト、統合管理の4方式を、費用と見える範囲で比べます。

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先に結論

  • 運送業の勤怠管理で見る数字は拘束・休息・運転の3つ
  • エクセル集計が合わなくなる理由と、ずれやすい箇所
  • 勤怠ソフトだけでは告示対応が終わらない理由
  • 4方式の費用と見える範囲の比較表
  • 見積もり前に業者へ送れる質問テンプレート

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車両・配車・点検・勤怠・原価がバラバラのままだと、記録も確認も二度手間になります。GYAKUTEN運送統合管理システムは東翔運輸株式会社の監修のもと、43台53名の現場で実際に運用して作られました。初期費用0円・月額3万円〜で導入できます。

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運送業の勤怠管理とは?一般企業との違いはどこ?

運送業の勤怠管理とは、出退勤の時刻に加えて、拘束時間・休息期間・運転時間の3つを記録し、上限を超えないように管理することです。トラック運転者の拘束時間は、1日13時間が基本の上限です。

厚生労働省の「トラック運転者の改善基準告示」(2024年4月施行)では、1か月の拘束時間は原則284時間、1年は3,300時間までです(自動車運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト)。1日の拘束時間は13時間以内が基本で、延長しても15時間が上限になります。

  • 拘束時間:始業から終業まで(休憩・手待ちを含む)
  • 休息期間:継続11時間が基本、9時間を下回らない
  • 運転時間:2日平均で1日9時間まで
  • 連続運転:4時間ごとに休憩を挟む

本記事では、この3つの時間を1人1行・3列で毎日並べて確認するやり方を「拘束3列チェック」と呼びます。2026年10月時点で、時間外労働の上限は年960時間です。打刻の時刻だけでなく、3列のどこが上限に近いかを見るのが運送業の勤怠管理の特徴です。

合同会社GYAKUTENは、東翔運輸株式会社(43台・53名)に運送統合管理システムを導入し、休暇・勤務の管理を車両や出庫時間と一元化した事例を公開しています。同社では休暇調整の電話が約8割減りました。勤怠を単独で見ず、配車や点検と同じ画面で見る考え方です。

運送業の勤怠管理をエクセルで続けると何がずれる?

エクセル集計がずれる理由は、打刻の時刻と、拘束時間に入る手待ちや荷待ちの時間を別々に記録するためです。月末に日報から書き写すほど、1日の拘束時間と休息期間の計算が合わなくなります。

株式会社jinjerが2023年11月に公表した物流・運送業の人事担当者445名への調査では、労働時間を正確に把握できていると答えた人は26.7%でした(jinjer 勤怠管理の実態調査)。勤怠の管理方法は「タイムカードやエクセル」が29.9%、「日報での自己申告」が23.4%です。

一般の会社の勤怠は労働時間と残業が中心ですが、運送業では1回の運行が2日にまたがることも珍しくありません。エクセルで集計がずれやすい箇所は、次の4つに集中します。

  • 日付をまたぐ運行で拘束時間が2日に割れる
  • 荷待ち時間が日報の備考にしか書かれていない
  • 休息期間を前日の終業から計算していない
  • 休日出勤が配車表にだけ残っている

拘束時間の月の累計を途中で点検する方法は、改善基準告示の月284時間を20日で点検する方法で詳しく扱っています。エクセルでも、3列を1人1行で並べれば、ずれの多くは月の途中で見つかります。まずは直近1か月分を並べて、13時間を超えた日が何日あるかを数えるところから始めてください。

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運送業の勤怠管理ソフトを入れれば告示対応は済む、の誤解

答えは、勤怠ソフトを入れても、ドライバーが手待ちや休憩を正しく入力しなければ、拘束3列チェックの数字は合わないということです。ソフトは計算を自動にしますが、元の記録を正しくはしません。記録の質を上げるのは、入力の決まりと毎日の確認です。

厚生労働省のポータルサイトは、休息期間について「勤務終了後、継続11時間以上の休息期間を与えるよう努めることを基本とし、継続9時間を下回らないものとしてください」と示しています(トラック運転者の改善基準告示)。終業の打刻が遅れて記録されると、ソフトはこの9時間を正しく判定できません。

ソフトの導入前に、社内で決めておくことは3つあります。

  1. 手待ち・荷待ちを誰がいつ入力するか
  2. 日付をまたぐ運行の締め方
  3. デジタコの記録と勤怠のどちらを正とするか

では、何から決めればよいのでしょうか。決める順番は、手待ちの入力ルール、締め時刻、正とする記録の順。この3つが決まっていない状態では、月額の高い運送業向けソフトでも、エクセルと同じずれが残ります。導入の順番は、入力の決まりが先で、ソフトが後です。

運送業の勤怠管理の費用は4つの方式でどれだけ違う?

費用の目安は、汎用の勤怠クラウドが1人月300円から、統合管理型は20台まで月3万円からになります。差が出るのは月額よりも、拘束3列チェックをどこまで自動で出せるかという点です。

方式

費用の目安

見える範囲

確認したいこと

エクセル・タイムカード

ソフト代のみ

出退勤の時刻

拘束時間を誰が毎日計算するか

汎用の勤怠クラウド

1人月300円・初期0円の例あり

打刻・残業・休暇

拘束時間と休息期間の判定があるか

運送業向け勤怠ソフト

見積もりが多い

告示の判定・アラート

デジタコ・給与計算と連携できるか

運送統合管理システム(GYAKUTEN)

初期0円・20台まで月3万円(税込)

車両・ドライバー・休暇/勤務・出庫時間・通知・稼働

給与計算は6機能に含まれない

組み合わせ(クラウド+統合管理)

上の合計

勤怠と配車・点検の両方

二重入力にならないか

汎用クラウドの例として、KING OF TIMEの料金表は月額1人あたり300円・初期費用0円です(KING OF TIME 料金)。

ドライバー20人なら、300円×20人=月6,000円です。運送統合管理システムは20台までなら月30,000円で、車両の点検期限や出庫時間の管理まで含みます。勤怠だけを安く集計したいのか、配車や休暇調整の電話まで減らしたいのかで、比べる相手が変わります。勤怠の集計だけが課題なら汎用クラウド、休暇調整や点検期限の管理も手作業なら統合管理型、という分け方が目安。

システムの料金を台数で割って比べる方法は、運行管理システムの費用を1台1日単価で比べる方法にまとめています。課金の単位で総額が逆転する例は、車両管理システム比較の基準が参考になります。

見積もり前に使う勤怠管理ソフトの質問テンプレート

見積もり前の質問の基準は、拘束3列チェックの3つの時間を、ソフトが自動で出せるかどうかです。次のテンプレートをメールに貼り、【】の中を自社の数字に置き換えて、2〜3社に同じ文面で送ってください。

比べる前提として、時間外労働の上限は年960時間、1か月の拘束時間は原則284時間です(厚生労働省 改善基準告示)。この2つの数字でアラートが出るかを、全社に同じ質問で確認します。

件名:運送業向け勤怠管理の見積もり依頼(【会社名】)

当社は【ドライバー人数】名・【車両台数】台の運送会社です。次の7点について、回答と月額の見積もりをお願いします。

1. 1日の拘束時間が13時間・15時間に近づいたとき、アラートは出ますか。
2. 休息期間が9時間を下回る場合に、翌日の始業前に分かりますか。
3. 日付をまたぐ運行は、どの時刻で締めますか。
4. 手待ち・荷待ちの時間は、ドライバーがスマホで入力できますか。
5. 【使っているデジタコの機種】の記録を取り込めますか。
6. 給与計算ソフト【ソフト名】へ連携できますか。
7. 初期費用、月額(1人または1台あたり)、最低契約期間はいくらですか。

回答期限:【日付】/担当:【氏名・電話番号】

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回答が「対応」とだけ書かれていたら、画面のどこで確認できるかを追加で聞くと、比較の精度が上がります。

実行手順

  1. 直近1か月分の日報とタイムカードを、1人1行の表に並べる
  2. 拘束3列チェックの3列(拘束・休息・運転)を足す
  3. 13時間超・休息9時間未満の日に色を付ける
  4. 手待ちの入力ルールを決め、ドライバーに伝える
  5. テンプレートで2〜3社に見積もりを依頼する

最後に

運送業の勤怠管理は、打刻の仕組みより、3つの時間を毎日同じ表で見られるかで選ぶと失敗が減ります。最後に、自社に当てはまるかを確かめてください。

  • 月末にならないと拘束時間の合計が分からない
  • 休暇の調整を電話と紙でしている
  • 点検期限や出庫時間を別のエクセルで管理している

2個以上当てはまるなら、勤怠だけを置き換えるより、勤怠と車両をまとめて見る方法を一度比べてみてください。入口として、自社の台数で月額がいくらになるかを無料ヒアリングで確かめられます。

運送統合管理システムは、初期費用0円・20台まで月3万円(税込、最低6ヶ月)で、車両・ドライバー・休暇/勤務・出庫時間・通知・稼働の6機能を一元管理します。東翔運輸株式会社(43台・53名)では、管理業務が約50%削減され、点検漏れはゼロになりました。最短3日で使い始められます。

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導入の経緯は東翔運輸株式会社様の統合管理システム開発事例で読めます。明日の朝は、昨日の日報1日分だけで拘束3列チェックの3列を書き出してみてください。

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参考文献・出典

制作: 合同会社GYAKUTEN編集部(生成AIで下書きを作成し、出典を確認して公開)/会社・代表プロフィール

よくある質問

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この記事を書いた人

中山 蒼
この記事を書いた人
中山 蒼(合同会社GYAKUTEN 代表社員)

中小企業のWeb制作・業務システム開発・AI検索対策(LLMO)を、診断から実装・運用まで一貫して手がけています。 運送業向けの統合管理システムでは、現場の運用に入り込んで設計するところから携わりました。

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