インスタ ハイライトの作り方を調べている店舗のオーナーなら、操作自体は2分で覚えられます。問題はその先です。国内の月間アクティブアカウントが6,600万を超える(2023年11月時点・日経クロストレンド報道)Instagramで、ハイライトを予約につなげている店はまだ少数派です。
結論からお伝えすると、成果を分けるのは作り方の丁寧さではなく「どの5枠を、どの順番で先頭に置くか」です。ハイライトは思い出のアルバムではなく、新規のお客様が最初に読む営業資料。この記事では、基本操作から予約が入る並び順の設計、週1回の更新運用までを一気に解説します。
読み終えたときには、あなたの店のプロフィールに置くべき5枠の名前と中身、そして並び順まで決まっている状態を目指します。
この記事でわかること
- インスタ ハイライトの作り方(24時間以内・アーカイブからの2パターン)
- 店舗が置くべき5枠の構成テンプレと「5枠1軍ルール」
- 順番・名前・何個まで?運用でつまずく疑問の答え
- 予約件数につなげる試算式と週1回の更新ルーチン
インスタ ハイライトの作り方は?基本の3ステップ・約2分
ハイライトは、公開中のストーリーズを開いて右下の「ハイライト」をタップし、名前を付けて追加すれば完成します。過去の投稿分は、プロフィールの「+」から「ストーリーズハイライト」を選び、アーカイブから写真を選ぶだけ。所要時間は約2分です。
ハイライトとは、24時間で消えるストーリーズをプロフィール上に残し、テーマごとにまとめて表示できる機能である。プロフィールのアイコン下に丸いアイコンで並び、訪問者はタップするだけで中身を見られます。
- ストーリーズを投稿する(もしくはアーカイブに残っている過去分を使う)
- ストーリーズ右下の「ハイライト」→「+新規」で名前を付けて追加する
- プロフィールに戻り、丸いアイコンとして表示されていれば完了
仕様も押さえておきましょう。1つのハイライトに入れられるストーリーズは最大100件で、101件目を追加すると古いものから外れます。ハイライト自体の個数に上限はありません(出典: ノジマ「インスタのハイライトとは」)。つまり制限を気にするより、何をどう並べるかが本題になります。
カバー画像より先に「並び順」――きれいなハイライトの誤解
検索上位の解説記事の多くは、名前の付け方やカバー画像の統一、名前を空白にする小技で締めくくられています。見た目を整えれば完成、という通説です。ですが店舗アカウントに限れば、この順番は逆効果に近いと考えています。理由は単純で、新規のお客様はプロフィールを数秒しか見ないからです。
総務省の令和6年通信利用動向調査では、インターネット利用の目的として「SNSの利用」を挙げた割合は81.9%と全項目で最も高くなっています(出典: 総務省報道資料)。お店を探す前にSNSで下調べする行動は、もう特別なものではありません。その数秒の下調べで見られるのは、横一列に並んだハイライトの先頭部分だけ。カバー画像の美しさより、先頭に何が並んでいるかが第一印象を決めます。
だからこそ、作り方の次に覚えるべきは並び順の設計です。ハイライトは「きれいに残す棚」ではなく、疑問に先回りして答える営業資料。この発想の転換が、同じ操作手順から違う結果を生みます。
予約が入る「5枠1軍ルール」|店舗ハイライトの構成と並び順
筆者(合同会社GYAKUTEN)が店舗のInstagram運用を支援するとき、最初に行うのがハイライトの棚卸しです。大手美容クリニックのSNS運用でも、投稿を増やす前にプロフィール側の受け皿を整えることから始めます。使うのは「5枠1軍ルール」。先頭に置くハイライトを5枠だけに絞り、それ以外は2軍として後方に下げるか削除する、というシンプルな決めごとです。
5枠の中身は、新規のお客様の疑問が生まれる順に並べます。「何があるの?」「いくら?」「どう予約するの?」「どこにあるの?」「どんな人がやってるの?」——この順番です。
枠 | 名前の例 | 入れる中身 | 狙い |
|---|---|---|---|
1枠目 | メニュー | 主要メニューと料金のストーリーズ | 「何があるの?」に即答 |
2枠目 | ご予約 | 予約方法・DMの送り方・空き状況 | 迷わせず予約へ誘導 |
3枠目 | お客様の声 | 感想の引用・ビフォーアフター | 不安の解消 |
4枠目 | アクセス | 道順・駐車場・営業時間 | 来店前の疑問をゼロに |
5枠目 | こだわり | 店主の人柄・仕入れ・裏側 | 「この店にしよう」の後押し |
飲食店であれば1枠目は「ランチ」「コース」など主力商品に置き換えてください。保存されやすい投稿と組み合わせると効果が伸びます。詳しくはインスタ集客 飲食店はフォロワー数より保存数|予約につながる3タップ導線で解説しています。
ハイライトの順番・名前・何個まで?つまずく疑問の答え
作り方より検索されているのが、順番・名前・個数の3つ。運用で必ずつまずく点なので、先に答えをまとめます。
- 順番: 手動の並べ替え機能はありません。「最後に更新したハイライトが先頭に来る」仕様のため、狙った並びにするには、5枠を右に置きたいものから順に(5枠目→1枠目の逆順で)更新します。
- 名前: プロフィール上では長い名前が省略されます。「メニュー」「ご予約」など全角6文字以内が目安です。
- 何個まで: 個数は無制限ですが、画面に最初に見えるのは先頭の数個だけ。だから1軍は5枠に絞ります。
- 足跡: 投稿から24時間以内のストーリーズが入った枠は閲覧者リストに表示されますが、24時間を過ぎた分には足跡が残りません。
構成の実例も出ています。東京カレンダー系のグルメ媒体「グルカレ」は、飲食店のハイライトとして「メニュー」「アクセス」「ランチ」「お酒」「定休日」というカテゴリー分けを推奨しています(出典: グルカレ)。方向性は5枠1軍ルールと同じ。あとは自店の予約導線に合わせて枠を選ぶだけです。
予約につなげる計測と週1回の更新運用
ハイライトは作って終わりではなく、数字で育てる場所です。見るべきはインサイトの「プロフィールへのアクセス」と、予約導線の反応(リンクのタップ・DMの件数)の2つだけで構いません。
効果の目安は試算できます。仮にプロフィール閲覧が月300件、うち3割がハイライトを開き、その1割が「ご予約」枠まで進むとすると、300件×30%×10%=9件の予約機会です。客単価8,000円のサロンなら、9件で月7万2,000円の売上機会に相当します。ご自身のインサイトの実数に置き換えて計算してみてください。閲覧が月1,000件なら、同じ率で30件まで伸びます。
更新は週1回、営業の合間の10分で十分です。今週撮ったストーリーズから1軍5枠に入れる素材を選び、古い情報(終了したキャンペーンや旧料金)を外す。この繰り返しが「生きている営業資料」を保ちます。
構成を考える時間がない方は、生成AIに下書きさせるのが早道です。次のプロンプトをコピーして、ChatGPTやGeminiに貼り付けてください。
あなたはInstagram集客に詳しいコンサルタントです。以下の情報をもとに、私の店のプロフィールに置くストーリーズハイライトの構成を設計してください。
【あなたの店名】:
【業種と主なメニュー】:
【客単価と価格帯】:
【予約方法(DM・電話・予約サイトのURL)】:
【新規のお客様からよく聞かれる質問トップ3】:
出力条件:
1. 先頭に並べるハイライトを5枠、左から順に提案し、それぞれ名前(全角6文字以内)と入れる中身を3つずつ書くこと
2. 並び順の理由を「新規のお客様の疑問が生まれる順番」で説明すること
3. 最後に、今週撮るべきストーリーズ素材を5本、撮影メモつきで提案することあわせて読みたい
すぐ実践できる手順
- プロフィールを開き、いまのハイライトを紙に書き出す(2軍の混在を確認)
- 上の表を参考に、自店の1軍5枠の名前と中身を決める
- 足りない枠のストーリーズを撮影・投稿し、ハイライトに追加する
- 5枠目→1枠目の逆順に更新して、狙った並び順を作る
- 週1回、インサイトのプロフィールアクセスと予約反応を記録する
ここまでやってみて、次の3つに当てはまるなら、運用体制そのものを見直すサインです。
- ハイライトに入れる素材(写真・動画)が2週間以上撮れていない
- プロフィールアクセスは増えたのに、DM・予約のタップが月5件未満のまま
- 投稿・撮影・分析が特定の1人に集中し、本業の時間を圧迫している
素材づくりから任せたい場合は、合同会社GYAKUTENのInstagram運用代行という選択肢があります。企画・撮影・投稿・分析まで一括代行で、料金はライト10万円・スタンダード15万円・プレミアム25万円の3プラン(月額・税別・最低3ヶ月)。月1回2時間の撮影が料金に含まれ、追加費用なしで素材が毎月たまる仕組みです。大手美容クリニックのSNS運用実績と累計200件超のクリエイティブ制作をもとに、ハイライトの構成設計まで含めてご提案します。資料請求(無料)はこちらから、具体的な進め方はお問い合わせで現状をご相談ください。
まとめ
インスタ ハイライトの作り方は、ストーリーズ右下の「ハイライト」か、プロフィールの「+」からアーカイブを選ぶだけ。操作は2分で終わります。成果を分けるのは、その後の設計です。
ハイライトは思い出の棚ではなく、新規のお客様が最初に読む営業資料。「メニュー→ご予約→お客様の声→アクセス→こだわり」の5枠1軍ルールで疑問に先回りし、逆順更新で並びを整え、週1回の10分で鮮度を保つ。2026年7月時点で個数は無制限ですが、勝負は先頭の5枠で決まります。今日、あなたの店の1軍を選び直すところから始めてみませんか。
参考文献・出典
- 総務省「令和6年通信利用動向調査の結果」 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_02000178.html (参照日: 2026-07-31)
- 日経クロストレンド「Instagramの国内MAUは6600万人以上か【SNS定点観測】」 https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00840/00009/ (参照日: 2026-07-31)
- ノジマ「インスタのハイライトとは?作り方や画像の変更、空白にする方法」 https://www.nojima.co.jp/support/koneta/166083/ (参照日: 2026-07-31)
- グルカレ by 東京カレンダー「インスタグラムのハイライトとは?作り方とストーリーズを集客につなげる方法」 https://gourmet-calendar.com/sns_analysis/articles/579 (参照日: 2026-07-31)
- トレンド調査: Googleトレンド急上昇RSS(geo=JP)およびGoogleオートコンプリート(インスタ/リール/インスタ集客/ストーリーズ/インスタ予約/SNS運用/インスタ ハイライトの7語)を2026-07-31に実査
執筆・運営: 合同会社GYAKUTEN(gyaku-ten.jp)|中小企業の逆転を支援
